組織階層機能とは
組織階層機能とは、企業の組織構造を、Legal Learning上に実装できる機能です。会社の組織図どおりにユーザを構造化して管理したい場合は、組織階層機能を使用します。
本機能を利用することで、部門・課といった企業の組織単位で、ユーザ管理やオリジナルコースの割当、レポートの参照を行うことができます。
なお、階層は6階層まで作成することができます。
■組織階層機能のイメージ
グループ機能との違い
「グループ機能」とは、ユーザをグループ化する機能です。組織階層機能とは異なり、グループは全て並列の関係で作成され、階層構造をとることはできません。勉強会やワーキンググループなど組織構造以外のグループで管理したいときは、グループ機能を活用します。
■グループ機能のイメージ
組織階層をつくるとできること
組織階層をつくることで、以下のような柔軟な学習管理を実現できます。
組織単位でユーザを管理できる
組織単位でオリジナルコースや学習パスを受講させられる
組織単位で受講レポートを参照できる
組織の確認方法
管理ホームにて、「ユーザ管理 > 組織」をクリックするか、「組織一覧」をクリックします。表示された内容が現在の組織階層の状態です。
※初期設定では、組織は「●●株式会社」のみ作成されています。部や課といった単位で、管理していきたい場合は、組織の作成を行います。
組織の作成方法
組織の作成を行うには、次の2とおりがあります。
Legal Learning上で1件ずつ追加していく方法
CSVを使い一括で登録する方法
1. Legal Learning上で1件ずつ追加していく方法
①「組織追加」をクリックします。
②必須項目である「組織名」「親組織」「組織管理者」を入力したら、「保存」をクリックします
※その他の項目は任意なので必要に応じて入力ください。
③組織が作成されます。この時点では組織の箱が作成されたのみであるため、組織に該当のメンバーを追加する必要があります。
④「メンバーの編集」をクリックします。
⑤追加したいメンバーにチェックをいれ、「組織メンバーを更新する」をクリックします。
※なお、チェックできる(選択できる)のは、マネージャが所属する組織階層以下のメンバーのみです。
2.CSVを使い一括で登録する方法
①「一括処理」をクリックします。
②「一括処理用ファイルのダウンロード」をクリックし、CSVフォーマットを入手します。
③CSVフォーマットに、入力例が記載してありますので、こちらに倣い、必要情報を入力します。
■CSVフォーマットの入力項目
1 | 処理種別 | いずれかを入力してください。 ※空の行は無視されます
|
2 | 組織コード | 組織コードを入力してください。 |
3 | 組織名 | 組織名を入力してください。 |
4 | 親組織 | 親組織の組織名を入力してください。 |
5 | 公開 | いずれかを入力してください。
※上層の組織が非公開の場合は公開にできません。 ※下層の組織が公開の場合は非公開にできません。 |
6 | 公開開始日 | 公開開始日を入力できます(任意)。 例:2020/1/1 |
7 | 公開終了日 | 公開終了日を入力できます(任意)。 例:2021/1/1 |
8 | 組織管理者 | 組織管理者のいずれかの情報を入力してください。 メールアドレス ログインID ※組織管理者として追加されます。 ※セミコロン「;」区切りで複数登録ができます。 |
9 | 説明 | 説明を入力できます(任意)。 |
④必要情報が入力されたCSVファイルを選択し、「一括処理を実行」をクリックします。
⑤確認画面が表示されますので、問題なければ、「登録」をクリックします。
⑥「組織情報を確認する」をクリックします。
⑦組織が想定どおりに作成されているか確認します。なお、この時点では組織の箱が作成されたのみであるため、組織に該当のメンバーを追加する必要があります。
⑧メンバーを追加したい組織をクリックし、「メンバーの編集」をクリックします。
⑨追加したいメンバーにチェックをいれ、「組織メンバーを更新する」をクリックします。
⑩組織ごとに、⑧~⑨の手順を繰り返します。